第40弾 補足

お蔭様で第40弾のご案内をさせて戴いたところ、現時点で14名のお申し込みを戴き、正直10名も集まるかな、とタカを括っていたんですが、嬉しい悲鳴を上げています。今回はあすなろの新しい形を作りだす第一歩としての企画なんですが、一部言葉足らずの点がありましたので改めて目的・主旨のご説明をさせて戴きます。

2011年4月末に第1弾を運行して以来、今日まであすなろとしての活動は39回に及びます。それ以外にも「番外編」や仕事絡みで立ち寄ったりしたものを加えれば実に50回を超える回数を重ねて参りました。1年目はとにかく物資配布のノウハウしかなく、なんでもかんでも集めては東北へ運ぶというのが主流でした。しかし、回を重ね、現地で話を聞く内に子どもさんたちが遊ぶ場所がないことが解り、少しでも楽しい思い出を作るお手伝いをしようと夏まつりを企画し、その後もクリスマス会や餅つきも取り入れました。次に気になったのが仮設住宅で暮らす高齢者の皆さんが集まる催しが少ない事。何度も書きましたが、冬場は特に屋外へ出ること無く「ひきこもり」状態になってしまいがちだったんです。配布会だけでは見に来ても置く場所が無いから、と淋しそうに帰られる姿を何度も目にしました。そこで、それまでは禁断の領域であった「炊き出し」をすることにしました。炊き出しをしなかったのは、勿論経費がかかることも有りましたが、それ以上に数量の把握が出来なかったからです。以前のように不特定多数の住民が集まられる場所では100用意するのか、300必要なのかは出たとこ勝負で、多い分には良いんですが少なければ不公平になり、お互いに後味が悪くなることを恐れていました。今は事前に世帯数などを伺い、その場所限定で炊き出しを行うようにしましたので大体公平に行き渡るようになりました。この炊き出し(・・・我々は「振舞い」と称していますが)を始めてから、面白い現象が起こりました。住民の方が率先して手伝ってくれるんです。団子を焼いたりハマグリを焼いていると必ず手伝ってくれる方が現れ、いつしか我々が食べる側になっていた、なんてこともありました。「自分が出来ること」を提供するのもいいのかな、と感じ、それ以降はイベントでも子供さんが綿菓子やかき氷を自分で作りたい、と言えば作って貰いますし、みんなで一緒に楽しむことを心掛けました。

今回、いつも同じ内容ではこちらもつまらないな、と思っていた時にある方の話が脳裏を過ぎったんです。「震災前は毎年海水浴に行っていたけど、あの日以降は海に近付きたがらない」 「海を見るのが怖い」 そう言う方が多いんです。「子どもが海に行きたがるけど、自分(親)に恐怖心があるから連れて行けない」

その話を思い出し、何か胸が締め付けられました。三陸の沿岸部を走っていると、本当にあの忌まわしい災害が起きたのか、と疑いたくなるような素晴らしい景色が広がっています。真っ青な海、豊かな海産物、やはり三陸と言えば海は切っても切れない宝物だと思うんです。そんな素晴らしい場所に住んでいながら海が嫌い、海は怖いという気持ちを持っている子供さんは気の毒です。だからこそ、今回は敢えて海岸で釣り大会を開催することにしました。君たちの住んでいる所はこんなきれいな海があるんだよ、そこにはいろんな魚がいるんだよ、海って楽しい場所なんだよ、と思って貰えるお手伝いです。勿論、自分自身が釣りを多少するので自己満足なのかもしれません。それでも一緒に釣り糸を垂らし、釣れた魚を自慢しあう、そんなこちらではごく当たり前のことをしてあげたいんです。勿論、「大会」とする以上は賞品も用意しますし、簡単な表彰式も出来れば、と思います。みんなが参加して楽しかった、と喜んでもらうことが一番です。そして、住民の方にも釣った魚を料理してもらったり、何らかの形で参加してもらいたいと思っています。

今回の企画には釜石のNさんにご協力戴いております。会場予定地の漁協さんにも了解を取って戴いたり、子供さんたちへの告知もお手伝い戴きます。Nさん以外にも釜石で知り合った皆さんが「現地スタッフ」としてお手伝い戴けるのが何よりも有難く、嬉しいことです。遊ぶことには苦労を厭わない私です。釣った魚の魚拓を作ろうか、とか漁師さんに「漁師鍋」作ってもらえたら、とか次々に悪だくみが出て来ます。どんな結果になるかは開けてみないと解りませんが、きっと忘れられない思い出が作れることと期待しています。

冒頭に現在の参加表明が14名と書きました。この中には勿論何度も参加してくれているメンバーもいますが、初参加の方が多いことも特筆すべきことかも知れません。4年経って、先日まで追悼行事や報道番組が全国で取り上げられました。それを見てあすなろの活動を知った、という方から同行の申し入れがあったり、当社の得意先の事務員さんのお父さんが現在石巻の護岸工事で行っているから、その現地の状況をどうしても見たい、と申し入れがありました。遠くは米子や四国、北陸からも打診を戴きました。まだまだ熱い想いを持った仲間が多い事に励まされ、時間の経過と共に変化していくあすなろの活動をより広く知って戴くためにも出来る範囲ではありますが精一杯取り組んでいこうと思います。今回はGWを利用して、今までに訪問した場所、出会った人々に少しでも顔を出せればと思います。

FBでも掲示させて戴きましたが、また改めて募集する物資をご案内させて戴きますので、何卒この主旨にご賛同戴けましたらご協力戴きます様、心からお願い申し上げます。

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