B-1グランプリ

最強と言われる台風19号が接近しています。先週の18号とほぼ同じコースを辿るようですが、速度が遅いために前回以上の降雨が予想されています。これ以上大きな被害が出ないことを祈るばかりです。

来週末、あすなろ応援便第39弾は福島県二本松市に向けて出発します。既報の通り、今回は18・19日に福島県郡山市で開催されるB-1グランプリ郡山大会(大会公式ホームページ: http://b-1koriyama.com/ )に、我が四日市市のB級グルメ「四日市とんてき」が出店することとなり、四日市とんてき協会様のご依頼で資材の搬送をさせて戴くことになりました。当初は業務として考えていたものの、日程を伺うと16日(木)の夜四日市を出発、翌17日の午後に会場で荷卸し、19日日曜日の夕方より撤収・・・。土曜日が丸々空いています。とはいっても、行きと帰りに2度郡山へ走ることはコスト面等を考慮すれば無駄になってしまいます。それならついでで申し訳ないけれど郡山近辺であすなろの活動が出来る所はないか、と思った矢先に以前ウグイスの会/加藤代表から伺った「ハハレンジャー」さんを思い出しました。失礼を承知で加藤代表に連絡し、先方と調整して戴いたお陰で18日に二本松市で第39弾の開催となった次第です。

今回の郡山大会は、「東北・福島応援特別大会」と銘打っています。ご存じの通り、福島県は原発事故の影響で風評被害に見舞われています。米や農産物、畜産、漁業、林業とあらゆる業種で大なり小なりの影響があり、ひどい話では県外避難をした人が福島出身というだけで言われの無い嫌がらせを受けたり、我々の業界でも「いわき」ナンバーのトラックを拒絶した、という信じられない話もありました。かつて宮崎の鳥インフルエンザが流行した時も宮崎ナンバーの車輌が入構させて貰えなかったことがありました。何の非もない人々が理不尽なことに振り回されているんです。今回、全国から59の団体が参加されます。浪江焼きそばを出店される福島県の浪江町では仮設住宅の方々が会場内のトイレに飾る花飾りを作られているとか。みんなで福島を盛り上げよう、応援しよう、というのが今回の主旨のようです。昨年の愛知県豊川市で開催された大会には2日間で約60万人もの人出があったとかで、四日市とんてきは確か10位入賞だったと思います。その郷土の味を少しでも東北の皆さんに知って戴こうと、過去に南相馬で振る舞ったり、先日も宮城県亘理町で味わって戴きました。すごく好評で、その反応に味を占めた我々は今回二本松の会場でも少しですが四日市とんてきを提供させて戴きます。大会には豚肉1トンという膨大な量を運ばせて戴くんですが、二本松では恐らく味見(試食)程度かな?ご興味のある方は是非郡山の会場か当地四日市へお越し下さい。スタミナ満点ですよ!

偶然とは言え、発災後から継続している活動が色んな形で「繋がって」きました。それはボランティア団体との交流であったり、仕事の関係であったりと様々ですが、やはり人と人の繋がり、ご縁というものは素晴らしいものだと実感しています。我々には力がありませんが、周りの皆さんのお力添えがあってこそだと感謝している次第です。来週の二本松でまたどんな出会いが生まれるのか、いつもながら出発前のワクワク感を楽しんでいる今日この頃です。

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