熱い支援、継続中!

第28弾の出発まであと1週間余りとなりました。先週、偶然にも土曜日の夜10時納入の荷物が出荷となり、以前から回収の予定があった四国中央市へ行くことにしました。通常、運送の仕事で長距離ですと夕方に積込みをして翌日朝に荷卸し、というパターンですが、今回は前日に荷物を積んで夜まで時間があります。急遽、以前バザーで販売するアクセサリーのご協力を戴いていた「サポートネットワーク☆空」のYさんが兵庫にお住まいだったことを思い出し、更に岡山のMADREさんことSさん、この両者にはバザーの売上金のお支払いも延び延び(私のずさんさに依る)でしたので、急遽メールで「突撃訪問」のお願いをしました。計算上、昼に鈴鹿を出れば神戸に14時頃、岡山には5時過ぎに到着し、そのまま広島県呉市の荷卸し先へ向かえば午後10時には間に合うだろう、と考えたんです。

YさんもSさんも快く了解して戴き、予定通り昼前に会社を出発。Sさんとは過去に2度ほどお会いしていましたが、Yさんは今回が初対面です。メールなどでは何度もやり取りさせて戴いておりましたが、実際にお会いするのはこんな私でもかなり緊張します。皆さんも経験がお有りでしょうが、初恋の人に初めてデートの待ち合わせを約束した時のような、正にそんな気持ちなんですよ!どんな方かな、トラックで乗り付けたら驚かれるんじゃないかな、などと不安もよぎりますが、サポ空さんもSさんも皆さんが一生懸命手作りでご協力戴いたアクセサリーの販売代金です。言い訳かもしれませんが、直接お渡しして御礼を言いたい、というのは当初から思っていたことでした。

さて、午後2時に予定通り神戸市三宮へ到着。何せトラックですから駐車場所を確保するのに苦労し、Yさんにもご迷惑をお掛けしてしまいました。それでも笑顔でお迎え戴き、ようやく肩の荷が降りたような感じでした。見るからに優しそうな、温かな感じのする方でした。そう言えば、今までお会いした支援者の皆さんって、不思議な程優しさと温かさを感じるんです。そういう人柄だから支援して戴くのか、支援することが人柄を作るのかは解りませんが、私にとってはお一人お一人との出会いが貴重な財産であることは間違いありません。ゆっくりサポ空さんのお話しも伺いたかったんですが、またいつかそんな機会も出来るだろう、と後髪を引かれる想いで神戸を出ました。Yさん、お土産まで戴き本当に有難うございました。m(__)m

続いて岡山でSさんと合流し、こちらでも支援物資として箱一杯のジャガイモとお米をお預かりさせて戴きました。4月のイベントに送って戴いた、あの「こにゅうどうくん」パペットの話になり、現在我々のマスコットとしてあちらこちらで活躍中、とご報告したら今度は動物のパペットを作って戴けるような話に進展してしまいました。遠慮が無い、というよりは図々しい私はそんな有難い話にはすぐに飛びつき、早くもどこで使おうか、と皮算用を始めている次第です。

何はともあれ、お二方にはお忙しい中にも関わらず、お時間を作って戴きました事、心より御礼申し上げますと共に、今後とも「あすなろ応援便」の大切なサポーターとして応援して戴くことをお願い申し上げます。有難うございました。m(__)mm(__)mm(__)m

 

さて、午後10時半過ぎには呉市での荷卸しも無事終わり、国道2号線をゆっくりと北上、尾道から「しまなみ海道」へ入ります。過去に2度渡ったことはありますが、改めて橋の上から見る瀬戸内の島影や行き交う船の明かりには何とも言えないほど癒してもらいました。最初のPAで仮眠を取り、午前5時頃からスタート。伯方島、来島海峡を渡り、今治から一般道で新居浜へ。

前回四国へお邪魔した際にも立ち寄らせて戴いたOさん宅が本日最初の回収場所です。ここには立派なタンスと学習机があったのですが前回は一人で2階から下ろせずに残しておいて戴いたんです。今回はいつも窓口としてご協力戴いているKさんの娘さんご夫婦がわざわざ香川から駆け付けて戴き、ご主人さんと2人で家具の搬出を行いました。この若夫婦はいつも四国中央市へ伺うと手伝いに来て戴いたんですが、香川にお住まいということは今回初めて知りました。有難いことです。

次に向かったのが四国中央市の「アポロ」さん。ここの倉庫が物資の集積場となっており、いつも沢山の物資を集めて戴いております。今回も到着した時には既に外へ運び出されていましたが、いつもより量が多い気がします。ここで積込みが終わった段階でほぼ半分以上荷台が埋まっていました。次に寄らせて戴いたのが「三吉呉服店」さん。過去のブログでも何度か取り上げさせて戴きましたが今回は事前に連絡を戴いた時点で新品のトレパン(ジャージ)や婦人服など、70箱はある、と伺っていました。しかし、実際に店の中へ入った途端、「積み切れるかな・・・?」と一抹の不安がよぎりました。職業柄、ある程度の目測は付くんですが今回は過去にない量です。しかし、最初っから「積めません」とは口が裂けても言いたくない性質ですので、「出来る限り頑張ります!」と見栄を切り、次々に運び出されて来るダンボール箱をひたすら積み上げました。

支援物資回収 006  支援物資回収 007

積むのも確かに大変ですが、このダンボール箱には全て手書きで仲に入っているものの名称・サイズ・数量を書いた紙が貼り付けられています。東北でも解りやすいように、とのご主人の配慮なんですが、こちらの方が手間も労力も掛かっていることと思います。そんな想いで準備して戴いた貴重な物資ですので、一つ残らずお預かりしたい、という気持ち、ご理解戴けますでしょうか?

小休止の時、「下着や靴下って需要あるの?」とご主人。手伝って戴いていたKさんやご友人たち共々、「是非とも!!!」 今までも下着や靴下のご提供はありましたが、数はそんなにありませんでした。ご主人の案内で部屋の奥へ行くと、ショーケースの中にぎっしりと、それも幼児用の下着が結構あります。正に青天の霹靂とはこのことで、まさか苦労していた下着類が一度にこれほど戴けるとは夢にも思っていませんでした。嬉しい反面、重大なことに気付きました。積むスペースが無い・・・。(゜o゜)

然し、何が何でも持ち帰りたい・・・あ!助手席とベッドのスペースがあるやん!

すぐに全員でビニール袋へ詰め込み、ベッド・助手席・足元とスペースを最大限に活用。帰り道、シートを倒すこともベッドで仮眠をとることも不可能なのは覚悟の上。見事、全て積ませて戴きました。

支援物資回収 005

ご尽力戴いた三吉さんを後にし、最後に向かったのがKさん宅。ここに最後の難関が待ち受けていました。立派な事務机・・・書斎に置いても良いような高級感のある逸品で、ステンド硝子の入った棚も付いています。大きさは学習机とさほど変わらないものの、重さは倍ほどあります。一度積み上げた段ボールを卸し、机を二人掛かりで何とか荷台に乗せ、再度ダンボールを積み直しです。先程、ほぼ満載状態になった所へさらに大物を乗せるんですから正直乗せ切れる訳がありません。気持ちの上ではそうしたくても物理的に問題があります。結局、どうしても入らなかった3箱だけをKさんにお返しし、帰途に就いたのは午後3時を回っていました。愛媛の皆様、本当に有難うございました。m(__)mm(__)mm(__)m

実はKさん、先日東北へ行かれたんです。3泊4日で仙台から松島・南三陸・気仙沼・陸前高田と、コーラスグループの慰問活動に同行されたんですが、復興地の状況、現実を目の当たりにして皆さん涙ぐまれたそうです。それでも高田の老人ホームでは大変喜ばれたそうで、Kさんも舞踊をご披露されたそうです。もしかすると実際にご自身が復興地の方々との会話の中でまだまだ支援が必要だ、ということを感じられ、その想いが今回の大量の物資提供に繋がったのではないか、と推測しております。いつも申し述べている通り、私共が今回はこうだった、こんな所があった、と活動報告書に書かせて戴いていることも事実であることに相違ありませんが、百聞は一見にしかず、実際に現地へ行かれると報告書ではお伝えし切れない様々な状況を感じて戴けると思います。今からでも決して遅くはありません。機会がありましたら是非一度、観光でもボランティアでもどんな形でも一度はご自身の目で現地を見て、ご自身の耳で地元の方の話を聞いて下さい。何かしら感じるものがあると思います。

さて、生意気なことまで書いてしまいましたが、Kさんの宿泊先、たしか気仙沼だったと伺いましたがサプライズゲストが登場したそうです。何と釜石から佐々木さんが「ミニビン玉ストラップ」を携えて登場。同行した仲間の皆さんに佐々木さんの話、復興商品としてではなく、三陸のお土産品として長く続く商品として作られているビン玉ストラップの話をされていたんでしょう。現地でしか買えない「レインボーカラー」が何処に行けば売っているのかを佐々木さんに打診したところ、彼もKさんがあすなろを通じてずっと支援活動をして下さっていることを知っていたからかわざわざ遠路の「訪問販売」になったようです。何でも、在庫が品薄の中80個を届けて下さり、皆さんがその場で全てお買い上げ戴いたと聞いた時には本当に目頭が熱くなりました。恐らく佐々木さんのことですから疲れていても皆さんに色んな話をして戴いたと思います。皆さんも直接生の声、偽りの無い被災当時の状況を聞くことが出来たことは何よりのお土産になったことと思います。こうして様々な形で縁が繋がり、大きな輪になっていくことは何よりの喜びです。福岡のNTS48の皆さんもお菓子を直接送っていただいているようですし、少しでも私共の活動がそのご縁のきっかけになっているのであれば何よりの報酬です。

来週出発の第28弾、現在総勢24名になりました。レギュラースタッフもいますが、今回は半数近くが初めて東北へ行きます。恐らく思い描いているのとは違った現実に驚くでしょうが、一人でも多くの方に現地入りしてもらい、自分が感じたことを帰ってから周囲に伝えて欲しい、という想いは確実に実現しています。今回は大学生も4名、彼らにとっても貴重な経験になることを願っています。

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